crushの意味と使い方
片思いの気持ちと、その相手の両方を指す名詞。have a crush on ~ の形で使うのが基本で、押しつぶすという動詞の意味とは切り離して覚える。本気の恋というより、まだ軽くて相手に届いていない段階を表す。
どういう表現か
動詞のcrushは「押しつぶす」で、缶や氷に使う。恋の話で出てくるcrushはそこから分かれた名詞で、押しつぶす話は一切していない。
指しているものは2つある。
- 気持ちのほう:
I have a crush on him.(彼が気になっている) - 相手のほう:
He's my crush.(彼が気になっている人)
どちらも同じ語で、have aが付いていれば気持ち、myやherが付いていれば人、と見るとほぼ外れない。
「好き」の強さで言うと、かなり手前
英語には好意を表す語がいくつもあり、crushはその中でも軽いほうにある。
| 言い方 | だいたいの段階 |
|---|---|
| have a crush on ~ | 気になっている。まだ相手に届いていない |
| be into ~ | かなり好き。行動に出始めている |
| be in love with ~ | 恋愛として成立している |
だからcrushには、片思いであることと、長続きするか分からないことが最初から含まれている。It's just a crush.が「本気じゃない」という言い訳として成り立つのはそのためである。
使えない場所がある
両思いの関係には使わない。付き合っている相手をmy crushと呼ぶと、まだ片思いの段階にいるように聞こえる。
また、動詞では使えない。I crush him.は「彼を押しつぶす」であって、好意の話にはならない。好意を言うならhave a crush onの形をそのまま使う。
書いてよい場面
会話・歌詞・SNSでは普通に出るが、くだけた語なので、仕事の文章や改まった場では避ける。
年齢の含みもある。十代のころの淡い好意に使うのがいちばん自然で、大人が使うと、あえて子どもっぽく言っている感じが出る。日本語の「片思い」より、「気になる人」や「初恋の相手」のほうが近い。
自作の例文
この節の例文はすべて書き下ろし。既存の曲から引いたものではない。
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I have a crush on someone in my class.
クラスに気になる人がいる。
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She was my first crush.
彼女が初めて好きになった人だった。
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It's just a crush.
ただの憧れだよ。
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