hold onの意味と使い方

定型表現

待つという意味と、持ちこたえるという意味の両方を持つ。電話や会話では待ってという合図になり、苦しい状況の話では耐え抜くという意味になる。どちらかは前後の文脈で決まる。

どういう表現か

holdは「持つ」、onは「くっついたまま」。合わせて、「つかんだまま離さない」が元の形である。そこから2つの意味が伸びている。

意味どんな場面か
待つ電話・会話。相手を一時的に止める
持ちこたえる苦しい状況。手を離さずに耐える

見分け方

うしろに何が続くかで、ほぼ決まる。

  • 単独か、短く区切る… 待って。Hold on, let me think.
  • tightto ~が続く… つかまる。Hold on to the rail.
  • 時間や条件が続く… 持ちこたえる。Hold on until morning.

迷ったら、話題が物理的なものか、気持ちの話かを見る。物につかまっている場面なら文字どおり、そうでなければ「耐える」のほうである。

「待って」の言い方はいくつもある

hold onは待たせる言い方の中ではやわらかいほうである。

言い方印象
Hold on.ふつう。少し待って
Hang on.ほぼ同じ。もう少しくだけている
Wait.直接的。制止に近い
One moment, please.改まった場面

電話でWait.と言うと命令に聞こえるので、Hold on.One moment, please.を選ぶ。

「耐える」の意味は重い

持ちこたえるほうのhold onは、限界が近いことを含んでいる。余裕のある状況では使わない。

だから「がんばって」の訳語として広く当てると外す。let it goが手を放す側の言葉なら、こちらは放したくなるのを我慢している側の言葉である。

自作の例文

この節の例文はすべて書き下ろし。既存の曲から引いたものではない。

  • Hold on, I'll check.

    待って、確認する。

  • Hold on tight.

    しっかりつかまって。

  • She held on until help arrived.

    助けが来るまで彼女は持ちこたえた。

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