kindaの意味と使い方
kind ofをひと息で言ったときの形で、断定を弱めてぼかすはたらきをする。種類を意味する本来のkind ofとは使い方が別で、うしろに名詞が来ているか、形容詞や動詞が来ているかで見分けられる。
どういう表現か
kind ofを速く言うとofが前にくっついて一語のように聞こえる。その音を写し取ったのがkindaである。
ただしwannaやgonnaと違って、kindaは意味のほうも元の形から離れている。kind ofはもともと「〜の種類」だが、kindaになると種類の話はしていない。言っていることを少しだけ弱めるための一語になっている。
「種類」のkind ofと見分ける
見分け方は、うしろに何が来ているかを見るだけでよい。
| うしろにあるもの | 例 | どちらの意味か |
|---|---|---|
| 名詞 | kind of music | 種類。kindaにはしない |
| 形容詞・動詞 | kinda tired / kinda works | ぼかす。kindaになる |
What kinda music do you like?という書き方も実際には見かけるが、そのときのkindaは音を写しただけで、ぼかす意味は持っていない。迷ったら、うしろが名詞かどうかで決める。
どれくらい弱まるのか
kindaが付くと、断定が一段下がる。
I'm tired.… 疲れたI'm kinda tired.… ちょっと疲れた。まだ動けなくはない
言い切りたくないとき、相手の反応を見たいときに挟まる。否定的なことを言うときの緩衝材としてもよく使われる。It's kinda expensive.は、値段の話をしながら角を立てない言い方である。
書いてよい場面
会話・歌詞・SNSでは普通に出る。書き言葉ではkind ofに戻す。ただし戻したときに「種類」の意味に読まれそうなら、a littleやsomewhatに置き換えるほうが誤解が少ない。
自作の例文
この節の例文はすべて書き下ろし。既存の曲から引いたものではない。
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I'm kinda tired.
ちょっと疲れた。
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It kinda works.
一応、動いてはいる。
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What kind of music do you like?
どんな音楽が好き?
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